かつてこの辺りには二字町遊郭という、筑豊唯一の公認遊郭街が存在していました。1908(明治41)年に公許されたのが始まりで、全盛期の大正時代には妓楼10数軒を抱え、石炭産業を背景に賑わいます。 戦後も一時はいわゆる赤線として存続するものの、売春防止法施行後の1958(昭和33)年3月に解散となりました。(『直方市史』下巻より)