農耕地の小田川沿いに広がって、米作はじめ農産物が豊であるこの地区に、寛永(1624〜44)頃から始まり伝統産業として現在まで続いている大洲半紙とよばれた手漉和紙の生産がある。 一方明治中期に盛んであった製ろう業は大幅に衰え、代わって盛んとなった製糸業は、昭和初期から衰えていった。