街並みの名称 | 三津屋 | 地図 |
所在地 | 西条市三津屋 | |
訪問日 | 平成29年11月4日 |
周桑平野東部に位置し、東は燧灘に面する。地名の三津は港の意で、「温故録」によれば、三津屋港として小船が出入りしたとある。吉岡荘の倉敷地で、もと御津屋といい、問丸の所在地という説がある。寛文年間の「西海巡見志」によれば、「三津屋浦」として、高札場・船番所があり、遠干潟で、家数106軒、船数12、加子数30とある。 大曲川河口付近の東西15間・南北33間が港として利用され、船の停泊が多く、年間700艘余の出入りがあったという。万治2年に壬生川新港が完成してのち、三津屋港は衰頽した。 三津屋本通りは、旧東予市が合併した頃(昭和40年代後半)のメインストリート。商業の中心地が、駅前本通りへ、さらに市役所前の通りへと移り変わっていく中で、昔日の賑わいはなくなったが、古き良きレトロなたたずまいを色濃く残した“昭和の商店街”としての姿を残している。 |
三津屋本通り |