街並みめぐり
                                                                          

街並みの名称   小松 地図
 所在地  西条市小松
 訪問日  平成29年11月4日


 寛永13年、伊予河野氏の庶流といわれる一柳直盛が伊勢神戸5万石から伊予新居郡西条68,000石へ増転封となったが就封途中、大坂で病死した。彼の遺領のうち、周布郡・新居郡内1万石を三男直頼が分与され、寛永15年新居郡新屋敷村を開墾、小松と改称して陣屋を構えた。

 小松陣屋は東西63間・南北100間の規模をもち、西側に大手口である御竹門と桝形を配し、周囲は侍屋敷であった。2代藩主直治の築いた庭園逍遥園があり、名園であった。陣屋内には政務をとる御殿と北側に太鼓楼、西側に櫓門・楼門があり町中に通じていた。
 
 一柳直頼から
8代の頼紹で明治維新となった。建築物は廃藩置県で破却され、櫓門などの建物は周辺の寺院に移築され、現在は石垣の一部と「一柳公館跡」の石碑が残る。


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小松の街並み


 
 
   
近藤篤山旧宅  
 
長屋門 養正館跡


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