江戸期は宇和藩領。 宇和海では鰯漁が盛んである。
冬季、酒造地へ酒造りに出る伊方杜氏は、幕末からの伝統を持ち、明治44年には、杜氏・蔵夫組合が結成され、昭和初期には杜氏・蔵夫合わせて600人に達した。一方、明治末期から昭和初期にかけ養蚕が盛んとなり、基幹産業となった。 伊方港一帯は県下有数のミカンの産地である。昭和52年には、四国初の原子力発電所が立地した。