明治4年、大阪〜関門航路が三津浜に寄港するようになった。これが定期航路の初めであった。同17年、大阪商船の大阪〜伊万里、大阪〜博多、大阪〜馬関、大阪〜宇和島の各航路が三津浜に寄港しはじめた。さらに同23年、三津浜〜宇品、同38年からは三津浜〜尾道の航路を開いた。 このような盛況は、昭和2年の国鉄開通まで続いた。