街並みめぐり
                                                                          

街並みの名称   三机 地図
 所在地  西宇和郡伊方町三机
 訪問日  平成26年6月15日


 伊達秀宗が宇和郡10万石を受封し、入国して以後、明治維新に至る、およそ250年間宇和島藩領であった。三机浦の天禄91696)年の戸口は233軒、1,613人、石高は665石であった。

 宇和島藩の北端に位置し、天然の良港を擁した三机は江戸参勤や通商の中継地として伊達氏のみならず、肥後藩など他藩の船も出入りするようになり、半島中最も重要な港として藩の番所が置かれた。 

 三机には、番所のほか、藩主の宿泊所となる御仮屋が置かれ、格式を誇る17軒の商家を中心に三机百軒といわれた町場が形成され、港口の石嘴には御座船をつないだという六艘船が設けられていた。 

 現在は、旅館の建物が多いが、街並みは連続していない。湊町の風情がわずかに残されている。


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 三机の街並み


   
 番所跡の石碑 休憩宿泊に利用されたという長養寺 
   
   
   
 旅館  
   
   旅館


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