街並みの名称 | 花岡(一宮) | 地図 |
所在地 | 一宮市泉 | |
訪問日 | 平成22年12月25日 |
尾張国一宮として尊崇された真清田神社の門前町として繁栄してきたが、境内では早くから近在農民による物資交換が行われていたらしい。江戸中期頃になると、畑で綿や大豆などの商品作物が増え、農家の副業として綿織物も発展し、これに伴い、諸産物と日用品との交換・売買のための市を必要とする気運が高まってきた。一宮村では嘆願により享保12(1727)年に市の開設をみた。 やがて三八市と呼ばれて、近隣の地域から人々が来市し、遠くは信濃・越中などの綿買商人までが集り、にぎわいをみせた。この頃になると一宮は門前町・宿場町としての性格を脱し、地方経済の中心的位置にあったのである。 |
花岡の街並み |
花岡神社 |